『よくわかる論語―やさしい現代語訳』:雨読夜話

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よくわかる論語―やさしい現代語訳よくわかる論語―やさしい現代語訳

永井 輝
明窓出版 2001-02

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『論語』をまずは一通り通読してもらうことを重視して現代語訳している作品。
その意図から、白文や読み下し文は入れておらず解説も最小限に抑えていて、現代語訳のみで書かれている。

「仁→人間愛」、「君子→立派な人」、「小人→つまらない人」のように、いかにも儒教っぽい表現をできるだけ一般的な言葉に置き換えていて、読み進めるのが容易になっている。
訳者も本書はあくまで『論語』の入り口になればということをあとがきで書いていて、その試みは成功していると思う。

さすがに孔子や『論語』に関係する本を30冊以上読んできたので、ある程度の感じがつかめるようになってきた。

本書と近いスタンスで現代語訳した作品では、下村湖人訳の『[現代訳]論語』と佐久協訳の『高校生が感動した「論語」』を読んでいて、訳の仕方によって感じが違っているのも興味深い。
私の好みでいくと、下村訳>本書>佐久訳の順になる。

1冊を何度も繰り返して読み返す方法もあるが、『論語』については異なる現代語訳の本や解説書を読む形で読んできたことになる。
まだ何冊か読んでいない『論語』に関連した本を積読しているので、これらも読んでいくつもりである。






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