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『タイムスリップ森鴎外』:雨読夜話

ここでは、「『タイムスリップ森鴎外』」 に関する記事を紹介しています。
タイムスリップ森鴎外 (講談社ノベルス)
タイムスリップ森鴎外 (講談社ノベルス)
鯨 統一郎
講談社 2002-03

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森鴎外が現代にタイムスリップするところから始まる、歴史ともSFともミステリーともいえそうな小説で、鴎外が高校生たちと文学史上の謎に迫っていくというもの。

話の展開にきちんとした設計がなされているようで、次に何が起こるのか知りたくて一気に読み進んでいった。

こわそうなイメージのある鴎外をコギャルにモリリンと呼ばれる魅力的でフレンドリーな人物に描いてしまっており、主人公の女子高生・うららの母親に「鴎外はあまり好きじゃないわ。夏目漱石の方がいいわ」と言われ落ち込んでいるところなどかなり笑えた。

それにしても、エンターテイメントになりにくそうな森鴎外にタイムスリップを組み合わせ、文学史上の事件(?)の解明にもっていくという発想と展開力には翻弄されてしまった。よくこんな発想ができるよな・・・

見開きのページに”作品の中で森鴎外が何をするか、だれにも言わないでください”という著者のことばがあり、ミステリーという性質上あまり詳しく述べられないのが残念なくらいに面白い作品だった。




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