『渋沢栄一 100の金言』:雨読夜話

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渋沢栄一 100の金言 (日経ビジネス人文庫)
渋沢栄一 100の金言 (日経ビジネス人文庫)
渋澤 健
日本経済新聞出版社 2016-01-07

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渋沢栄一 100の言葉


渋沢栄一の5代の子孫で、コモンズ投信を経営する渋澤健による、栄一が残した言葉100を現代語訳および解説とともに紹介している作品。
少し前に読んだ『渋沢栄一 100の訓言』の続編のような位置づけとなる。

道徳と利益を得ることの両立、官が民業を圧迫することへの危惧や、公共のためという名目で自分の得になることを主張する人の話、言う人が必ずしもやる人でないこと、経済だけでなく政治や外交でも民間が積極的に関与すべきことなど、現代でも通用する言葉がいくつも扱われている。

難を言えば栄一の言葉と著者の解説文で趣旨が少しずれているのではないか?と感じたり、著者の思いが出すぎているようなところがある部分などがある。
例えば栄一が「偉い人の用途は限られるが、完き人の用途はいくらでもある」という趣旨の言葉について、「完璧な人」と表現しているのは少しアクセントがつきすぎ、せいぜい「バランスの取れた人」とか「ほどほどの人」くらいにしておいた方が良かったように思う。

ただし著者は学者などではなくビジネスマンということもあってか、この手の本を書く人にありがちな「昔に比べると最近は・・・」といった感じの昔は良かった的な繰言を書いていないことは大いに評価できる。

渋沢栄一の言葉が味わい深いので、手元に置いて読み返したい。






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