『システムを「外注」するときに読む本』:雨読夜話

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システムを「外注」するときに読む本
システムを「外注」するときに読む本
細川 義洋
ダイヤモンド社 2017-06-15

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システム開発をベンダーに外注した際に発生しがちな問題や、それに対する対応策などを小説の形式で解説している作品。

化粧品メーカーのシステム課長からITコンサルタント会社に出向した白瀬が主人公で、年下だがベテランの美咲から厳しい指導を受けながらあちこちの現場で問題解決に当たるというストーリーとなっている。

発注企業におけるシステム部門の軽視、システム担当者への待遇の悪さがもたらすモチベーション低下、システム導入に対する当事者意識の欠如、ベンダーへの丸投げ、ベンダー側での問題に対する無関心など、著者が経験したと思われるリアルな事例がいくつも扱われている。

システムを導入して業務改善を図る場合、何よりも現状の業務を把握し、継続すべき点と改善すべき点を洗い出すことが重要なことが分かる。
それもあってか、本作では要件定義が進まなくてその後の行程に進めなくてもめるシーンが多く出てくる。

バグや仕様の抜けや漏れといった想定外の事態はいくらでもあるわけだが、本書では要件定義や発注企業とベンダーの分担、担当者間の人間関係といった技術以前の話が多く扱われている。

プロジェクトに参加したことのある人だったら思い当たる話が出てきて、かなり参考になる作品となっていると思う。






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