『ブラタモリ 9 平泉 新潟 佐渡 広島 宮島』:雨読夜話

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ブラタモリ 9 平泉 新潟 佐渡 広島 宮島
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NHK「ブラタモリ」制作班
KADOKAWA 2017-09-15

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NHKで放送されている教養バラエティ番組「ブラタモリ」を書籍化した作品の第9巻。
平泉、新潟、佐渡、広島、宮島の回を扱っていて、私はこのうちの平泉と新潟の回をリアルタイムで観ている。

平泉では中尊寺金色堂から始まり、大和と蝦夷の境という立地や北上川の水運を生かした交易、奥州藤原氏が活躍した時期に砂金が産出された地形の理由、豊かな水に恵まれたことなどが語られている。
中でも毛皮や鷲の羽根などを輸出して京都から海外の物産を輸入していた話が面白かった。

新潟では信濃川と阿賀野川が運んできた砂によって河口付近に砂丘ができて内側が低湿地になっていたこと、それに対して街自体を移したり水抜きの水路を造ったり浚渫や巨大ポンプによる排水を現在も続けていたりと、多大な労力によって肥沃な土地を維持していることが紹介されていたのが印象に残った。

佐渡では固い地盤が落盤の危険が少なくて金銀の採掘にプラスとなったことや、昭和の頃に金を少ししか含まない鉱石から金を抽出する技術によって金の産出が過去最大となったことなどが書かれている。
金の採掘によって山の形が変わったことや金掘り人足たちは罪人ではなくて一攫千金を狙った人々だった話なども印象に残る。

広島では太田川の三角州に建設された街ということで堀や堤防の跡、脆弱な地盤のために地下鉄に向かないので市電が発達したことなど、宮島では花崗岩の節理という割れ目が地形を形作ったことや景観を維持するための努力などが扱われている。

岩の種類とか地盤の変化についての話は少し難しかったりもするが、多くの図解を用いて説明がされていて親切な構成になっていると思う。
引き続き、本作と同時に発売された10巻も読んでみる。






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