『ブラタモリ 10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床』:雨読夜話

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ブラタモリ 10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床
ブラタモリ 10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床
NHK「ブラタモリ」制作班
KADOKAWA 2017-09-15

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NHKで放送されている教養バラエティ番組「ブラタモリ」を書籍化した作品の第10巻。
富士の樹海、富士山麓、大阪、大坂城、知床を訪れた回を扱っていて、多分どの回もテレビでは見逃しているように思う。

富士の樹海では自殺の名所とされる青木ヶ原樹海を訪れていて、平坦で景色で区別がつけづらいために迷いやすい背景として、富士山の噴火による溶岩が形成したことが紹介されている。
また、樹海では磁石が北を指さなくなると言われているが、これは大げさに伝えられているもので、一部の岩によほど近づけなければそのようにはならないという。
この番組でしばしば利用される赤色立体地図は等高線では分かりにくい樹海を表現するために作り出されたという話もなされていて、興味深かった。

富士山麓の回では山梨県側にある富士吉田市を訪れている。
ここは江戸時代でも富士講による登山でにぎわっていたそうで、第7巻の伊勢のところで紹介されていた御師(おし)の方た登場していたことや、雪代による土石流を避けるために町全体を移転した話などが印象に残った。

大阪の回では上町台地と周辺の低湿地に直線が多い町を築いた秀吉の話がメインとなっていて、これまた第7巻での伏見の回とのつながりも出てくる。
そして大坂城では現在の大坂城は徳川秀忠の時代に秀吉の大坂城を埋め立てた上に築いたものという話がなされ、豊臣色を消すためにやったことなのに埋めたこと自体が忘れられていたという話が面白い。
大坂城の地下というシチュエーションは映画『プリンセス トヨトミ』を思い出した。

世界遺産となっている知床では火山や海底プレートの作用が生み出した地形の妙や、太平洋側で水産物が豊富に取れる背景、自然保護の最大の障害となる人間の手が入ることを防いだ地質など、ほとんど予備知識がない地域の話だったのでなるほどと思いながら読んだ。

この番組は自然が造り上げた地形が好きな人と、人間がさまざまに手を加えた地形や建造物、文化などが好きな人とで、好きな回が大きく異なってくるように感じている。
私はどちらかといえば後者が好みである。






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