『戦国武将の実力 - 111人の通信簿』:雨読夜話

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戦国武将の実力 - 111人の通信簿 (中公新書 2343)
戦国武将の実力 - 111人の通信簿 (中公新書 2343)
小和田 哲男
中央公論新社 2015-10-22

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戦国武将を111人選び、先見性・統率力・教養・実行力・企画力の5つの基準で能力を評価し、その業績を解説している作品。
通説の評価だけでなく、最近の研究結果が反映されているのが特徴となるかと思う。

戦国武将ではどうしても合戦の話が多くなるが、本書では領国統治や経済政策についての話を多くしているのもポイントが高い。
例えば今川氏親による金山開発、長宗我部元親による商品作物の輸出、島津家でなされた貿易や独自通貨の発行など、伝記や歴史小説で扱われることが少ないと思われるので面白かった。

戸沢政盛や蠣崎(松前)慶広といった遠方の地方勢力、京極高次や亀井茲矩といった少しマイナーな武将、武田勝頼や別所長治のように敗者としてイメージが良くない武将など、必ずしも多くの人が選ぶとは思えない人物が掲載されているのも特徴がある。

パラメーターの評価は参考までというところだと思うが、解説文が読みやすさと興味深さのバランスが取れていてなかなか良かった。






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