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『お金の流れで見る戦国時代 歴戦の武将も、そろばんには勝てない』:雨読夜話

ここでは、「『お金の流れで見る戦国時代 歴戦の武将も、そろばんには勝てない』」 に関する記事を紹介しています。
お金の流れで見る戦国時代 歴戦の武将も、そろばんには勝てない
お金の流れで見る戦国時代 歴戦の武将も、そろばんには勝てない
大村 大次郎
KADOKAWA 2016-09-08

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元国税調査官による、経済の観点から戦国時代や戦国武将たちを考察している作品。

以前読んだ武田知弘著『「桶狭間」は経済戦争だった-戦国史の謎は「経済」で解ける』『織田信長のマネー革命 経済戦争としての戦国時代』と重なる話が多いと思ったら、同一人物がペンネームを使い分けてきたようである。

そしてその2冊の内容をさらに幅広く扱われている。
室町幕府が元々財政的に破綻する構造になっていたことや、武田信玄が貧しい甲斐の国で強い軍隊を組織するために手ひどい税の取り立てをしたことが後に災いとなったこと、戦国時代における比叡山が八大財閥のうちの3つを支配していたこと、上杉・毛利・長宗我部・島津の経済的な長所と短所などが、経済の観点から分かりやすく語られている。

戦国時代後半の信長、秀吉、家康のところではさらに他の人があまり書かないであろう話を書いている。
例えば本能寺の変の一因には封建制度改革に明智光秀が適応できなかったことを挙げていたり、秀吉の弱点を「信長が着手しなかったことはうまくできない」こととしていたり、家康は周囲の勢力が弱ったら遠慮なく領土を切り取っていくやり方なので見せ場が少ないなどといったことが書かれていて、刺激的な内容となっている。

著者は他にも経済と歴史を絡めた作品を出しているので、他の著作も読んでみようと思う。






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