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『徳川家康は二度死ぬ』:雨読夜話

ここでは、「『徳川家康は二度死ぬ』」 に関する記事を紹介しています。
徳川家康は二度死ぬ (ぶんか社文庫)徳川家康は二度死ぬ (ぶんか社文庫)

赤司 典弘 (著)
ぶんか社 2007-02

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家康が生涯を通じて2度ほど人格が変わったかのような変化を見せたことを捉え、その前後では家康が実は死んでいたのではないか?と考察している本。

当初の家康は勇猛果敢な猛将だったが、猪武者の傾向があり内政でも三河一向一揆を招くなどあまりパッとしないとしている。三方ヶ原の合戦でも圧倒的に劣勢なのを承知で武田軍に挑んで大敗している。

その後は本能寺の変後に謀略により甲斐・信濃を平定し小牧・長久手の合戦でも秀吉軍を破るなど強さだけではなく知略も具えた名将になっている。

ところが関ヶ原の合戦では著者が見るところまずい戦いを繰り返し、それまでの名将ぶりが見られないとしている。その代わり征夷大将軍になってからは内政にきわだった才能を見せている。


こうした点を通常は成長しているとするものであるが、本書では人柄も変わっているとして、その変わった時期を1度目は三方ヶ原の合戦で戦死、次は関ヶ原の合戦で暗殺され、その都度影武者に交代したのではないかとしている。

他の本でもたまにこの手の説は出るが、仮説に強引に固執しがちな傾向が多少見られるものの、業績から家康の変化を述べているのは面白かった。

ただし、変換ミスや誤字、勘違いがいくつもあったのは、読んでいてかなり違和感を覚えた。



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