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『家訓で読む戦国―組織論から人生哲学まで』:雨読夜話

ここでは、「『家訓で読む戦国―組織論から人生哲学まで』」 に関する記事を紹介しています。
家訓で読む戦国―組織論から人生哲学まで (NHK出版新書 515)
家訓で読む戦国―組織論から人生哲学まで (NHK出版新書 515)
小和田 哲男
NHK出版 2017-04-11

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戦国武将たちが遺した家訓や分国法などを紹介し、現代に通じる話や当時の状況から必要だったルールなどを解説している作品。

武田信玄や徳川家康、毛利元就といった有名な戦国大名だけでなく、扇谷上杉定正(関東管領)や多胡辰敬(尼子経久の家臣)、上井覚兼(島津義久)といった明らかに知名度の低いと思われる人物によるものも紹介されていて、多くの書物を当たってのものと推定される。

例えば定正なんて絶対に手放してはいけない家臣と思われる大田道灌を謀殺して扇谷上杉家を衰亡に導いたダメな人物というイメージがあるが、(成功したかどうかはさておき)多くの家臣を使いこなしたことが書かれているのが意外に感じたりもする。

意外性で言えば、時代背景もあって戦国武将が戦いの際に占いを重視していた中、秀吉などは占いをあまり信じていなかった一方、実利思考と思われる家康がけっこう呪術を信じていたらしいのも面白い。
(東照大権現の新号を得たり、風水から日光東照宮などの位置を決めたことなどからすると納得はできるが)

全体的には読み下し文での紹介が多く、できるだけ現代文での紹介をしてほしかったところではある。






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