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『怪盗ニック全仕事5』:雨読夜話

ここでは、「『怪盗ニック全仕事5』」 に関する記事を紹介しています。
怪盗ニック全仕事5 (創元推理文庫)
怪盗ニック全仕事5 (創元推理文庫)
エドワード・D・ホック (著), 木村 二郎 (翻訳)
東京創元社 2018-03-22

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価値が全くないもの、あるいはほとんど価値がないものを専門に盗む怪盗ニックを主人公としたシリーズの第5作。

以前からそうだったか、作品を追うごとに時間が経過したのか、ニックが50代、恋人のグロリアが40代後半くらいの描写がなされていて、しばしばニックが年をとったことをいじられるシーンが出てくる。

本作ではビンゴ・ゲームのカード1枚、金属製の栞、吸いかけの葉巻、消印が押された切手のような物品から、29分間の時間や偽者の怪盗ニックを盗むなど、変わった依頼もなされている。

ニックのライバルでもあり友人でもある「白の女王」と呼ばれる女盗賊サンドラや、ニックを執拗に追い回すウェストン警部といった準レギュラーも登場する他、ホックの他のシリーズで主人公を務めるレオポルド警部とのコラボがなされた回も収録されていて、世界観が広がっているのが楽しい。

ニックが比較的簡単に依頼をこなして依頼者から報酬を受け取ることもしばしばだが、義侠心やら好奇心やらを抑えられずに事件に首を突っ込んで騒動になる回も多い。
年を取っているのに悪漢と格闘するのは大変そうである。

本作でもニック作品の面白さを楽しむことができ、なかなか良かった。
翻訳者のあとがきによると次回の6作目が最後らしいので、これも楽しみにしている。






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