fc2ブログ

『中国奇譚―中国昔話大集〈4〉』:雨読夜話

ここでは、「『中国奇譚―中国昔話大集〈4〉』」 に関する記事を紹介しています。
中国奇譚 (アルファポリス文庫)
中国奇譚 (アルファポリス文庫)
話 梅子
アルファポリス 2009-10-22

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
中国百物語―中国昔話大集〈3〉 (アルファポリス文庫)
大器晩成―中国昔話大集〈2〉 (アルファポリス文庫)
游仙枕―中国昔話大集 (アルファポリス文庫)
游仙枕―中国昔話大集
聊斎志異〈下〉 (岩波文庫)
聊斎志異〈上〉 (岩波文庫)
中国の不思議な役人―中国昔話大集〈2〉 (中国昔話大集 (2))
中国の呪法
道教の神々 (講談社学術文庫)
道教の本―不老不死をめざす仙道呪術の世界 (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica 4)


中国の伝奇小説を様々な原典から集めたアンソロジーである、『游仙枕―中国昔話大集』のシリーズ第4作。

第3作の『中国百物語―中国昔話大集〈3〉』はいまいちだったような記憶があるが、本作はなかなか面白い話が多かった。
第3作ではネタ切れなのか?と思っていたら、編者が好む順番と私のそれが違っているということなのだろう。

恩返し話や復讐話、思いを抱えての転生など、さまざまな怪奇話を楽しむことができる。
人間臭い言動をする幽鬼やローカルな神が、中国らしい。

ローカルな神や霊と仲良くなった後、それらが少々調子に乗った言動が鬱陶しくなり、自ら去っていった話や、道士などに頼んで退治してもらうなど、関係が悪くなった後のトラブルの話は人間同士と似ていると感じた。

中には幽鬼が本当に復讐する相手はこの人ではないのでは?というケースもあり、このあたりも人間臭い。

著者はあとがきで多くの人から「中国語が堪能なんですね」と言われ、「私が読んでいるのは漢文でして」と答えていることが書かれている。漢文はパターンに慣れればそう難しいものではないとも語っていて、興味深い話だった。

本作でも中国の怪奇話を楽しむことができて良かった。
このシリーズでは第2作が未読なので、これもいずれ読んでみたい。





大器晩成―中国昔話大集〈2〉 (アルファポリス文庫)大器晩成―中国昔話大集〈2〉 (アルファポリス文庫)

話 梅子
アルファポリス 2008-01-01

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト




この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック