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『最強の成功哲学書 世界史』:雨読夜話

ここでは、「『最強の成功哲学書 世界史』」 に関する記事を紹介しています。
最強の成功哲学書 世界史
最強の成功哲学書 世界史
神野 正史
ダイヤモンド社 2016-02-05

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世界史上の人物たちの事跡から、失敗を避けて成功に至るための法則やヒントを紹介している作品。

ナポレオン、ビスマルク、東郷平八郎、劉邦、劉備、秀吉、家康といった偉人たちが実施したことから不遇な時期の過ごし方、戦略と戦術の違い、勝ち続ければいいというものではないことや敵を追い詰めることの危険など、『孫子』や『論語』のような思想書に書かれているようなポイントが書かれていて分かりやすい。

ダメな例も多く扱われていて、小モルトケ、ペタン、ハンニバル、秦の昭襄王、上杉謙信など、分かりやすい失敗をした人物から、世間的には英雄や名君とされる人物の失敗を書かれていて、しくじり先生みたいに読むこともできる。

特に、秦の昭襄王(始皇帝の曽祖父)は秦がイケイケで領土拡大していた時代の王だったので何となく名君と思っていたが、范雎のような家臣による大将軍・白起に対する讒言を受け入れたなど、家臣たちに振り回されたことが書かれていて確かにそうした面もあると納得した。
「遠交近攻」策で知られる范雎にしても、著者はかなり辛辣に評価している。

ビザンツ帝国、オスマン帝国、プロイセン、サファヴィー朝ペルシアといった世界史の教科書で登場することが少なくて知名度が低くなりがちな国の人物もけっこう取り上げられていて、このあたりもいいところだと感じる。

事例を出して分かりやすく書かれていて、興味深く読むことができた。






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