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『超訳 君主論―マキャベリに学ぶ帝王学―』:雨読夜話

ここでは、「『超訳 君主論―マキャベリに学ぶ帝王学―』」 に関する記事を紹介しています。


マキャベリの『君主論』に書かれている内容をかなり現代的なものに即した形で訳し、具体的な例も交えて解説している作品。
著者の『超訳孫子の兵法』が分かりやすくていい内容だったので、続けて本書も読んでみた。

本作でも信長、ナポレオン、チンギス・ハーン、劉邦など東西の歴史上の人物の事例や、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、バラク・オバマのような現代の人物の事例が場面に応じて扱われているので分かりやすい。
さらにはソニーの盛田昭夫の長男でさまざまな大失敗を重ねた英夫氏や、小室哲哉と離れた後の安室奈美恵と華原朋美の対比、『ドラゴンボール』や『エイリアンVSプレデター』まで事例に使われているのも面白い。

マキャベリの思想の重要なポイントにフォルトゥナ(運命、英語だとフォーチュン)とヴィルトゥ(自分で動く意思や行動のような概念)が書かれていて、ヴィルトゥをきちんとやらなければフォルトルナを十分に活かすことができないことが書かれていて、確かにそうだと思った。

権力をうかつに部下に委譲したために失脚した人物、外部の勢力に頼ったことで成果を奪われた人物など、何をしたら・何をしなかったらどのようなことが起こるかがきちんと書かれているので、ポイントを整理しやすい。

『君主論』から得られる話をまた知ることができ、なかなか役立つ作品だと思う。






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