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『任侠浴場』:雨読夜話

ここでは、「『任侠浴場』」 に関する記事を紹介しています。
任侠浴場 (単行本)
Posted with Amakuri
今野 敏
中央公論新社 2018/7/18


今野敏による、『とせい』(『任侠書房』に改題)『任侠学園』『任侠病院』に続く、阿岐本組シリーズの第4作。

主人公で代貸(ナンバーツー)を務める日村をはじめとする阿岐本組の面々は出版社、高校、病院に続き、阿岐本組長の道楽によって経営が傾いた銭湯の建て直しに手を出すことになる。

赤坂にあるその銭湯は一旦は廃業して土地を売却しようとしたが、経営者の佐田がヤクザと懇意にしていることもあってか、赤坂署のマル暴・蛭田から執拗に妨害を受けるなど、序盤から妙な流れで話が進んでいく。

そんな中で阿岐本組長から「銭湯はどうあるべきか?」という提言から道後温泉に視察に出かけたりするなど、心配性の日村も気苦労が絶えないシーンが出てくるのがいかにもこのシリーズらしい。

また、レギュラーである阿岐本組のある綾瀬署のマル暴・甘糟も登場し、いつもの「お茶はいらないって言ってるだろう!」のセリフも楽しめる。

ベタな内容ではあるが、キャラが立っていることや話のテンポがいいので安心して楽しめる。
日村役を遠藤憲一でドラマ化したら面白いと思うが、阿岐本組長役を誰にするのがいいか?が難しい。






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