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『システムの問題地図  「で、どこから変える?」使えないITに振り回される悲しき景色』:雨読夜話

ここでは、「『システムの問題地図  「で、どこから変える?」使えないITに振り回される悲しき景色』」 に関する記事を紹介しています。



  • 「俺はITにはシロウトだから(ベンダー側で忖度してシステムを作れ)」(ユーザー企業のIT部門担当)
  • 「機能を追加して。でもスケジュールの延期や費用・人員の追加は認めない」(ユーザー企業担当)
  • 「仕様にありません。言われていません」(ベンダー担当)
  • 「そこは運用でカバーして」(開発担当)
  • 「資料がないから引き継げない」(運用担当)
  • 「報告に来い!報告書を提出しろ!」(管理職)
  • 「それは弊社の対応範囲ではありません」(ベンダー担当)
など、システム開発に関する各担当者の不見識やわがまま、調整不足などによる問題を構造化し、どうしたら改善につなげられるかを語っている作品。

著者はユーザー企業のIT担当もベンダー企業も経験していて、それぞれの立場を知っていることからさまざまな担当者の思いを書けているように見える。

そこから、
  • 「購買部門はITが分からないのなら、余計な口出しせずに発注だけしてくれ」
  • 「トラブル対応で大変なところに、報告を求めて余計な仕事を増やすな」
  • 「そのわがままが、どれだけ末端の下請けベンダーを苦しめるのか認識して欲しい」
のようにかなり悲痛な意見から、立場の違いを理解するための手法の紹介、問題を解決後に反省会をやって次以降につなげることなど、実現できる範囲からの改善方法も書かれている。

仕事をしていて経験した話もけっこうあり、事例のところでは納得しやすい。
意見や問題点を図解した地図はちょっと苦しいところもないではないが、問題が多いことを示すのにはいいと思う。






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