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『きまぐれ体験紀行』:雨読夜話

ここでは、「『きまぐれ体験紀行』」 に関する記事を紹介しています。



ショート・ショートで知られるSF作家・星新一が70年代ごろにさまざまな雑誌で書いた紀行文をまとめている作品。
昔読んでいて先日復刊していることを知り、再読してみた。

北杜夫著『マンボウ周遊券』でも扱われていたソ連への招待旅行における列車「赤い矢」号での恐怖体験(!)や、フィリピンでの心霊手術体験、香港・台湾での四柱推命体験、豊田有恒・田中光二との韓国旅行後の対談、病院での断食体験などが収録されている。

観光に関する話はおそらく古びていると思われるが、心霊手術や四柱推命は昔からあるものなので、現在読んでも十分興味深いものとなっている。

韓国についての対談では韓国人の海外旅行や自由化された話や、日本からの女性観光客が少ないことが書かれていて、隔世の感がある。

また、豊田氏は本書が書かれた時期は韓国フリークだったのが、その後韓国のことを知れば知るほどに韓国のひどさを伝える本をどんどん出すようになったことも感慨深い。
親韓→嫌韓をいち早く経験した人なので、その後の作品と読み比べると変化が分かるのではないかと思う。

著者の観点が面白いこともあり、時間が経過しても楽しめる内容となっていることを再認識できた。






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