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『雑草キャラクター図鑑: 物言わぬ植物たちの意外な知恵と生態が1コママンガでよくわかる』:雨読夜話

ここでは、「『雑草キャラクター図鑑: 物言わぬ植物たちの意外な知恵と生態が1コママンガでよくわかる』」 に関する記事を紹介しています。

稲垣 栄洋 (著)
誠文堂新光社 (2017/6/2)


身近に見られる雑草を、擬人化したキャラクターの1コマ漫画で紹介している作品。
メジャーなキャラクター、嫌われ者のヒール、ビジュアル系、個性派、お役立ち系の5種類に分けて紹介されている。

古代から生きて仙人姿のスギナ、茅葺屋根を自慢する庄屋さん風のススキ、押しの強いアメリカ人実業家のセイタカアワダチソウ、和装姿のブロンド女性のキショウブ、孤立する西洋人姿のセイヨウタンポポなど、イメージしやすい姿で描かれているのが楽しい。

コニシキソウ(砂利の場所などでよく見る赤と緑のコントラストの草)やエノコログサ(ねこじゃらし)、ジュズダマ(堅い実に糸を通せる草)のように、よく見るのに名前を知らなかった雑草の名前を知って新鮮な感じを受けたりもした。

外来生物である雑草も多く描かれていて、北米や南米、ヨーロッパなどから園芸目的で導入したのが広がったものが多く、良くも悪くも定着しているということだろう。

逆にイタドリやクズのように外国に導入されて大量発生して困っている事例も書かれている。

そして、英語で雑草に当たるウィードには「雑草魂」のようなポジティブなニュアンスはなく、雑草のたくましさへの敬意を持っているのは日本人だけなのかもしれないという話も印象に残った。




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