fc2ブログ

『超訳 ブッダの言葉 エッセンシャル版』:雨読夜話

ここでは、「『超訳 ブッダの言葉 エッセンシャル版』」 に関する記事を紹介しています。

超訳 ブッダの言葉 エッセンシャル版
小池 龍之介 (編集, 翻訳)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2015-11-19)



東大卒の僧侶である小池龍之介がブッダの言葉を思い切った形で現代語訳し、1つの言葉当たり1~2ページの構成で紹介している作品。
元々はお経の内容だったはずのものなので、分かりやすい表現がかなり新鮮に感じる。

特に、「ジャイアンのように」という形容が出てきたときは驚きつつ笑ってしまった。
ジャイアンだって映画ではいいところを見せるし悩める衆生であることには変わりないのに・・・

そして、著者の作品で以前よんだ『偽善入門―浮世をサバイバルする善悪マニュアル』でも書かれていた、自身を苦しめるのもまた自分の心みたいなフレーズが強く印象に残る。

復讐はともかくとして陰口や愚痴はついつい言ってしまうこともあるし、日常ではこうした負の感情をいかに抑えるのではなくうまいこと消化?昇華?受容?(適切な表現が思いつかない)していくかという話なのだろう。

さらに、楽しみも苦しみの一種、生きることは苦しむことみたいな表現になると、仏教を突き詰めるとつらいなと思ってしまったりもした。
スピリチュアルにハマるのも良くないと書かれているが、現代広まっている仏教の宗派ではスピリチュアルに分類できなくもないものがありそうな気もするので、教えが変質していった一例なのかもしれない。

読む側のテンポを考慮して書かれていることも伝わり、興味深く読むことができた。





超訳 仏陀の言葉
白取 春彦
幻冬舎 2012/10/12



にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト




この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック