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『超訳 聖書の言葉』:雨読夜話

ここでは、「『超訳 聖書の言葉』」 に関する記事を紹介しています。

超訳 聖書の言葉
白取 春彦
幻冬舎 2011/6/1



聖書(旧約聖書も新約聖書も両方)から、177の言葉を1ページずつの構成で超訳している作品。
有名な言葉だけでなく、聖書らしからぬ言葉や現代でも通用しそうな道徳的な言葉など、著者がバラエティ豊かさを意図して言葉を選んだことをまえがきで述べている。

先日読んだ、これも聖書の超訳である『超訳聖書 生きる知恵 エッセンシャル版』と比較すると、それぞれの言葉を長く取ってある分だけ、感じが伝わりやすいように思った。

単語やフレーズだけは知っていたが背景や意味はあまり知らなかった言葉、例えば「カエサルのものはカエサルに」や「ハルマゲドン」などが聖書のどのような文脈で書かれているのかを本書で知ることができ、思わぬところでためになった。
おそらく欧米での表現や言い回しなどで聖書に由来するものは数多くあるはずで、知るためには聖書に当たる必要があるということだろう。

神の言葉とされるもので言葉によって矛盾があったり、面倒くさいことを語っているように感じたりと、さまざまな言葉が収録されているので意外性を感じることができる。
多神教の神であれば「そんな神様もいるよね」で済むのだが、一神教の神であれば唯一絶対の存在で代わりはいないわけで、神学者たちは聖書の種類によって異なる記述があるところで整合性を取るのに苦心してきたのではないか?と思う。

ユダヤ教やキリスト教は愛や言葉を重視する宗旨ということも伝わり、興味深く読むことができた。





イエスの言葉 エッセンシャル版
白取 春彦
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2018-12-27)


古代ユダヤ賢人の言葉
石井 希尚
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2012/4/14


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