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『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』:雨読夜話

ここでは、「『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』」 に関する記事を紹介しています。

中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚
洪自誠 (著), 祐木 亜子 (翻訳)
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007/12/15



中国の古典『菜根譚』の言葉220を、1ページごとの構成で現代語訳している作品。

先日読んだ『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版』の前作で、エッセンシャル版にするに当たり削られた220-176=44の言葉と、巻末に収録されている原文との対比がある分が異なる。

なぜ8割以上同じ内容の本を読んだのか?というと、本書を購入したまま積読となり、その後文庫サイズで外出先でも読みやすいエッセンシャル版を購入したためである。

そのため再読に近い形になったが、繰り返して味わうのに向いた内容なので、これはこれで良かった。

再読して印象に残ったのは、他人が見ていないところでこそいいことをすべきこと、他人に分かるようにいいことをするのは偽善だという趣旨の言葉である。
「分かるように」と「隠さない」は少し違う気もするし、偽善だと言われないようにいいことを隠そう隠そうとするのも変な気がするので、これはアピールしすぎがいけないということだろう。

好悪を出しすぎると他人に陥れられるという話もあり、これは謀略で日本をかなり上回る中国らしい言葉だと感じた。

『菜根譚』は読むほどに考えさせられることが多く、読み続けられる古典というだけのことがある。
中国よりも日本で人気があるというのも面白い。






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