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『ヘッセ 人生の言葉 エッセンシャル版』:雨読夜話

ここでは、「『ヘッセ 人生の言葉 エッセンシャル版』」 に関する記事を紹介しています。

ヘッセ 人生の言葉 エッセンシャル版
白取 春彦
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2016-10-28)



作家ヘルマン・ヘッセが詩集やエッセイ、書簡などで語った言葉196を、1ページずつの構成で翻訳・紹介している作品。
ヘッセについては国語の教科書で『車輪の下』の作者と習っただけで、これまで特に何も予備知識はなかった。

読んでみると人生や自分らしさ、愛、読書などについて熱く語っていて、他人の目を気にすることや小市民的な感覚、常識などを疑う言葉が多い。

このような言葉を語るだけあり、第一次世界大戦時に故国ドイツの世論を批判することを語って非難にさらされたり、ナチス・ドイツからは好ましくない作家とされ著書が発禁処分にあうなど、多くのことと戦い続けてきた経歴もうなずける。

インパクトある言葉が多く収録され、中でも「心の平安は日々戦いとれ」という趣旨の言葉が強く印象に残った。
これで安泰だということはありえず、戦いとる日が続くという内容は確かにそうだと感じる。





文庫 ヘッセの読書術 (草思社文庫)
ヘルマン ヘッセ (著), フォルカー ミヒェルス (編集), 岡田 朝雄 (翻訳)
草思社 2013/10/2


幸福論 (新潮文庫)
ヘルマン ヘッセ (著), 高橋 健二 (翻訳)
新潮社 1977/1/27


車輪の下 (集英社文庫)
ヘルマン・ヘッセ (著), 井上 正蔵 (翻訳)
集英社 1992/1/17


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