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『覇権の世界史: 陸のモンゴル・海のイギリス・空のアメリカ』:雨読夜話

ここでは、「『覇権の世界史: 陸のモンゴル・海のイギリス・空のアメリカ』」 に関する記事を紹介しています。



陸の帝国・モンゴル、海の帝国・イギリス、空の帝国・アメリカと覇権国が交代してきた歴史を、気候や地勢、交易などと関連付けて解説している作品。

バルト海や大西洋の交易、ヴァイキングがバルト海からロシアの大河を経由してイスラム圏と交易していたなど、歴史学者の玉木俊明氏の作品と似た内容で、それを簡単にかつ定説寄りに書かれているという印象だが、本書では気温や湿度、地勢など地理的な要素をより重視して書かれているのが特徴だと感じた。

地中海は乾燥した海でバルト海からの小麦に救われた話、古代文明では黄河文明だけが海に開かれていない内陸型の文明と評するなど、梅棹忠夫著『文明の生態史観』などを連想したりもした。

大きなスケールからの話を区切り良く・分かりやすく解説されていて、概説書としてなかなか良かったと思う。






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