『聊斎志異』や『閲微草堂筆記』、『捜神記』など、中国の怪奇・幻想小説から比較的怖そうな話を収録しているアンソロジー。
読んだことがある『聊斎志異』からの話も多い。
表紙や挿絵が恐怖をあおるものになっていて、恐怖小説寄りにしたいという意図は伝わる。
ただ、中国の幽鬼や妖怪、ローカルな神などは変に人間臭かったり、無駄に精力的だったりするので、日本の怪談話とは違うことに留意しておいた方がいいと思う。
私は日本の怪談話よりも中国の幻想小説の方が好きなので、十分に楽しむことができた。

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