FC2ブログ

『幕張サボテンキャンパス(1)』:雨読夜話

ここでは、「『幕張サボテンキャンパス(1)』」 に関する記事を紹介しています。



90年代に連載されていた、幕張にある大学を舞台として大学生たちによるゆるい日常を描いた4コマ漫画の第1巻。
作者の作品では『いとしのムーコ(1)』や横浜ベイスターズを題材にした『ササキ様に願いを』を読んでいて、『ササキ様に願いを』にかなり感じが近い。

幕張は幕張メッセやマリンスタジアムがあって未来都市の様相を見せる海浜幕張駅周辺と、そこよりも湾岸道路をへだてて内陸で下町という感じの総武線の幕張駅に分かれていて、舞台は後者となっている。
そして柏、三咲、津田沼、誉田、君津、薬園台など、登場人物は千葉の地名や駅名が名字になっている。

極端な面倒くさがりですぐ汚部屋にしてしまう「サボテン女」の明日香を中心に、見た目は清楚だが恐ろしい一面を見せる桜子と弟のミチル、バイトの鉄人を自称し空回りをすることが多い誉田、男性らしからぬ料理好きで家庭的な津田沼らのキャラクターが魅力的で、楽しく読むことができる。

携帯電話がまだ珍しかったり、ポケベルが使われていたり、サイゼリアがまだ全国区ではなかった(千葉には多かったが東京でも珍しかった)など、90年代半ば頃ということが伝わる描写に時代を感じるのも味わい深い。

長らく連載され、読者から愛されてきた作品ということが伝わってきた。






にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト




この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック