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『リーダーのための「孫子の兵法」超入門』:雨読夜話

ここでは、「『リーダーのための「孫子の兵法」超入門』」 に関する記事を紹介しています。

内藤 誼人 (著)
水王舎 (2018/12/17)


心理学者の内藤誼人氏が、『リーダーのための『貞観政要』超入門』と同様な形で、『孫子』を現代で応用しやすい形で意訳・解説している作品。

『孫子』に書かれている、「兵糧は敵地で略奪すればいい」という趣旨の言葉は「他社などで利用されている考え方や手法は問題にならないレベルでどんどんパクる」とか、「戦いの地には先に到着しておく」だと「遅れた方は心理的に劣位に立つことになるので、先に待ち合わせにくること」など、かなり思い切った意訳が的確に感じてしまうところが面白い。

感じとしては以前読んだ鹿島茂著『社長のためのマキアヴェリ入門』と通じるものがある。

著者も書いているように、古代は戦いで兵の士気が現在以上に重要だったために心理的な働きかけが多く書かれているのだろうという話が印象に残る。
『孫子』は2000年以上経っても基本的にはあまり変わっていない心理を踏まえて書かれていたために、これだけ長年にわたって影響力を持つ古典となったのだろう。

内藤氏と『孫子』の組み合わせが面白く、本書もまた一気に読み進めることができた。






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関連タグ : 内藤誼人, 孫子,

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