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『明智家の末裔たち: 本能寺からはじまった闘いの記憶』:雨読夜話

ここでは、「『明智家の末裔たち: 本能寺からはじまった闘いの記憶』」 に関する記事を紹介しています。

明智憲三郎 (著)
河出書房新社 (2019/12/24)


ベストセラーになった『本能寺の変 431年目の真実』をはじめとする一連の著作群の完結編(?)とも言うべき作品で、光秀が死んだ後に光秀の親族や子孫がどのように生き延びてきたのか?などを考察している。

前作で光秀の不明とされてきた生涯を考察している『光秀からの遺言: 本能寺の変436年後の発見』は面白かったが、謀反人のレッテルを貼られた人物の関係者と知られると迫害を受けたり殺害されるリスクを避けるために隠すわけで、史料が限られることもあり、本書は面白さの点では落ちるという印象である。

比べなければ面白い部分もあり、例えばタレントのクリス・ペプラーの母方の祖先に土岐頼勝という大名がいて、この人物が光秀の子供だったのではないかという考察に驚かされたりした。

そして、秀吉が自身や細川氏などの関係者の悪行を隠して光秀だけを悪人にしたり、戦前の日本が朝鮮に進出するに当たり秀吉を持ち上げるためにまたも光秀を貶めるプロパガンダにより、光秀の子孫が大変な被害を被ったという話も納得しやすい。

読み続けてきたので本書も読んだ形だが、ちょっとおなか一杯になった部分がないでもない。






本能寺の変 四二七年目の真実
Posted with Amakuri
明智 憲三郎
プレジデント社 2009/3/1

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