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『いっきに! 同時に! 世界史もわかる日本史』:雨読夜話

ここでは、「『いっきに! 同時に! 世界史もわかる日本史』」 に関する記事を紹介しています。

河合 敦 (著)
実業之日本社 (2012/7/5)


日本史のそれぞれの時代を、同時代の世界市場の出来事と並べることで、より理解や関心を深めるべく書かれた作品。

とっつきやすくするために、手塚治虫の『火の鳥』や『陽だまりの樹』、『アドルフに告ぐ』などのカットも多く収録されているので、これらの作品への入り口にもなっている。

例えば聖徳太子とムハンマド、信長・秀吉・家康らとフェリペ2世やエリザベス1世が同時代人とか、藤原氏が摂関政治をやっていた頃にカペー朝フランスや神聖ローマ帝国が成立したり、日本の南北朝時代とジャンヌダルクで知られる英仏百年戦争が重なるなど、日本と西欧の歴史を比較した結果の意外性が面白い。
(中国史との比較もあるが、日本とはそれなりに交流があるのでそれほど意外性はなかった)

基本的には学習に役立ってもらうことを意識したのか教科書みたいな文章なので面白みは少ないが、話のネタとなる話を盛りこんでいるので、これらを読むだけでも大まかなところを知ることができるのがいい。
(例えば享保の改革では「大岡越前」、寛政の改革では「鬼平」、享保の改革では「遠山の金さん」が活動していたなど)

それなりに興味深い話が入っていて、まずまずの内容だったかと思う。






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