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『福岡のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話』:雨読夜話

ここでは、「『福岡のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話』」 に関する記事を紹介しています。

昭文社 旅行ガイドブック 編集部 (編集)
昭文社 (2020/1/30)


福岡県の歴史、地理、交通、産業、文化などについてのトピックを、地図を多用して紹介している作品。

この手の本でたまに地図が少なくて不満を持つことがあるが、本書では地図による位置関係がきちんと書かれているので分かりやすい。

平成筑豊鉄道の面白い駅名(東犀川三四郎駅、今川河童駅、源じいの森駅など)や、筑豊炭田から石炭を運んだ鉄道が現在の日田彦山線などの路線になった話、卑弥呼の墓という説がある糸島市の平原古墳、海の中道にあった雁の巣飛行場など、初めて知る話が多くて非常に興味深かった。

特に印象に残ったのは、筑豊炭田から沿岸部へ鉄道を敷こうとすると遠賀川河口の芦屋町が適切だったが、地元の反対に遭って堀川運河の河口にある若松が選ばれたことで若松の方が栄えるようになったという話で、もし芦屋に駅ができていたらその後の歴史はどのように変わったのか気になる。

福岡市内にはしばしば行くものの、福岡市、北九州市、糸島市、久留米市、柳川氏くらいは泊ったことがあって多少知っているものの、それ以外の筑豊や筑後、豊前といったエリアで知らなかったことが多いことを再認識したし、新鮮に感じるところも多かった。

「ブラタモリ」に近い感じの内容が書かれていて、非常に良かったと思う。






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