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『LOST MAN 1』:雨読夜話

ここでは、「『LOST MAN 1』」 に関する記事を紹介しています。

草場 道輝 (著)
小学館 (2008/9/3)


世界のあちこちで臨時雇いとしてさすらいのサッカー選手とその代理人が活躍するという設定のサッカー漫画の第1巻。
名前だけは知っている『ファンタジスタ』の作者の作品だった。

自分のことを記憶喪失という主人公のマツモトは関西弁をしゃべったりタコ焼きが好きなど日本で育ったと思われるものの、箸が使えず、サッカーの感覚が抜群でどのポジションでもずば抜けた能力を発揮するなどの特徴を持っている。

その代理人であるサカザキはマツモトとともに世界各地を回り、それぞれ事情のある弱小クラブの助っ人をマツモトが務める代わりに高額報酬を求めるという話になっている。

単純にマツモトの技術のすごさだけでなく、それぞれのクラブの事情や人間模様なども描かれていて、厚みのある設定となっている。
マツモトの言動の笑い要素とのバランスもとれていて、なかなか面白かったと思う。





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