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『ショートショートの広場19』:雨読夜話

ここでは、「『ショートショートの広場19』」 に関する記事を紹介しています。

阿刀田 高 (編)
講談社 (2007/5/15)


小説現代のショートショート・コンテストで入選した作品を収録したシリーズの、2003年~2004年頃の63作品を収録しているアンソロジー。

巻末には選者の阿刀田高による「あとがきと選評」が収録されていて、ショートショートに必要な要素や、どのようにすればもっと面白くなったかを語っていて、ちょっと微妙に感じた作品ではとくにそうした指摘がなるほどと思ったりする。
例えばタイトルが内容と必ずしも合っていないと思われていたり、アイデアはいいのに結末までの話が長すぎたり記述が足りなかったりするケース、単純に文章力の問題などで、投稿した作者たちからすると耳が痛い意見だろう。

出来不出来や合う・合わないが出るのは毎回のこととして、本作では少し馬鹿馬鹿しい感じの作品で面白いものがあったり、読み出してすぐに結末が読めても面白い作品があることに気づくなど、楽しく読むことができた。

「三方一両得」、「秘密の穴」、「うっかり同盟」、「他人の日記」、「タクシー」、「殺人者」などが好きな作品だった。
ショートショートの性質上ネタバレになるので、内容は読んでみてくださいということになる。




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