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『タイムスリップ明治維新』:雨読夜話

ここでは、「『タイムスリップ明治維新』」 に関する記事を紹介しています。
タイムスリップ明治維新 (講談社ノベルス)
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鯨 統一郎
講談社 2003-07

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『タイムスリップ森鴎外』 の続編で、女子高生のうららが幕末にタイムスリップしてしまい、元の時代に戻るために明治維新へ向けて戦っていくタイムスリップもの。
桂小五郎に坂本竜馬、中村半次郎など幕末明治の英雄たちをうららがせきたてていく。

高校生が幕末にタイムスリップするというシチュエーションは、10年くらい前にTVドラマで”幕末高校生”だったかが放送されていたし、眉村卓もこの手のSFを書いてたようにこれまでにもいくつかあるので、正直前作ほどの驚きや意外性は感じられず、ややありきたりの感もある。

しかしストーリーのテンポの良さや登場人物の魅力的な描写は健在であり、うららと中村半次郎をくっつけたり(しかも半ちゃん呼ばわり)、人斬り半次郎VS人斬り以蔵や半次郎VS沖田総司などの意外性たっぷりのいたずらが随所に登場して読む側を飽きさせない。
著者が見開きで”今までに書いたタイムスリップもので一、二を争う出来だと自負”するだけのものはある。

・・・でも、私は前作の『タイムスリップ森鴎外』の方が面白いと思う・・・
あと、高校生が幕末にタイムスリップする小説は受けが良さそうなので今後もいくつか出ると思うが、よほど面白くできないとありきたりになるだろう。




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