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『商社審査部25時 知られざる戦士たち』:雨読夜話

ここでは、「『商社審査部25時 知られざる戦士たち』」 に関する記事を紹介しています。

高任 和夫 (著)
講談社 (2005/3/15)


大手商社で審査部の課長が、次々と発生する会社の危機に対して上司や部下、各方面の関係者などと協力して立ち向かう経済小説。

主人公は畿内商事の審査部で課長を務める千草で、職務上仕方がないだろうが多くのトラブルに対応している。

まず、畿内商事が債権や売掛金が数千万円ある瀬戸内の企業が倒産しそうだという情報を得て、倒産した後だと回収額が大きく減るために急いで回収に奔走する。

そうかと思えば、関連会社の取引先が社長の急死によって会社更生法を申請し、変に理想を持ち過ぎた裁判長からは非現実的な再建案を出されたり、畿内商事から破産管財人を出すように要求されるなど、かなりやっかいな事態になっている。

千草は部下の小早川や中川、広島支社にいる同期の梅原、そして上司で審査部長の佐原などと協力し、時に行き詰まる交渉、起死回生のアイデアなど、商社のことを知らない立場からするとダイナミックな展開になっている。

舞台がバブルの時期?で少し古いし、商社ってこんなことするのか?と疑問が出てきたりもするが、テンポが良くて一気に読み進んでいくことができる。
まあまあ面白かったと思う。




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