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『戦乱と政変の室町時代』:雨読夜話

ここでは、「『戦乱と政変の室町時代』」 に関する記事を紹介しています。

渡邊 大門 (編集)
柏書房 (2021/3/29)


室町時代に発生した下記12の乱・変について、その構図や現在の研究状況などを紹介している作品。

観応の擾乱/明徳の乱/応永の乱/上杉禅秀の乱/永享の乱/結城合戦/嘉吉の乱/禁闕の変/享徳の乱/長禄の変/応仁・文明の乱/明応の政変

本書でほぼ初めて知ったり具体的な内容が分かったものも多く、禁闕の変や長禄の変のように皇室の三種の神器に関連した話は、少し前に読んだ『空白の日本史』に書かれていたことを思い出した。

守護は大きくなると山名氏のようにお家騒動が発生し、幕府VS守護の戦いで一族の中に幕府に味方するものが現れたり、関東での幕府+関東管領・上杉氏VS関東公方・足利氏の構図が他の戦乱と関連するケース(例えば応永の乱で大内義弘と足利満兼の結びつき)など、関係者が多く登場して複雑になっていることが分かる。

非常にややこしい時代であることを再認識でき、研究によって少しずつ状況を明らかにしている学者・研究者の方々の努力には敬意を持ちながら読んでいった。




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