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『クライム・マシン』:雨読夜話

ここでは、「『クライム・マシン』」 に関する記事を紹介しています。
クライム・マシン (晶文社ミステリ)
クライム・マシン (晶文社ミステリ)
Jack Ritchie(著) 好野 理恵(訳)
晶文社 2005-09

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殺し屋のもとに、タイムマシンで殺人現場を見てきたと称する男が現れることから始まる表題作の他、よくある妻を殺して自宅の近所に埋める話と思わせてどんでん返しがある「エミリーがいない」、強盗の罪が冤罪だったということで保釈された男が弁護士や証人に会いに出かけたことによる物語の「日当22セント」など、切れ味鋭いアイデアを楽しめる短編集。

文章の無駄を極力少なくするスタイルがこの著者の持ち味のようで、トリックや犯人を明示しなくても徐々に読者が分かるような書き方をしているので、読む側としても強い印象に残って面白い。

シリーズものもいくつか手がけているようで、名探偵コナンに登場するへっぽこ探偵の毛利小五郎ばりの迷推理をして、当然的外れなのだが結果的に正解となってしまうターンバックル部長刑事シリーズと、夜間しか仕事をしないが並外れた能力を発揮するカーデュラ探偵シリーズもいくつか収録されている。
どちらかというと、正体は東欧出身の有名キャラクターであることが随所でほのめかされているカーデュラものが好みである。



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この記事へのコメント
藍色さん

こちらこそ、TBありがとうございます。
TB送らせていただきました。

久しぶりに読んだ翻訳ミステリーで、かなり当たりだったと感じています。
2009/02/26(木) 20:00 | URL | ufit #-[ 編集]
先日は、トラックバックありがとうございました。
こちらにもさせていただきました。

トラックバックお待ちしていますね。
2009/02/26(木) 15:20 | URL | 藍色 #-[ 編集]
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