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『徳川家康の名言 〜最後に必ず勝つ理由〜』:雨読夜話

ここでは、「『徳川家康の名言 〜最後に必ず勝つ理由〜』」 に関する記事を紹介しています。

小野 小一郎 (著)
サンクチュアリ出版 (2016/8/29)


家康が遺したとされる名言を紹介し、著者が世相などについてあれこれ語っている作品。
著者は出版社勤務の傍らで武士道を研究してきた人物だという。

強すぎる私欲の危険性や、馬術に達者でも危ないところでは下馬した方がいいように無駄に技術を使うべきでないなど、本当に家康が語ったかどうかは別として、紹介されている名言はなるほどと思えるものが多い。

しかし、その後に書かれている解説文で、著者が現在の政治やら日本の敗戦に至る経緯やら税金についてなど、あれこれ語っているのが鼻につく。

これについては先日読んだ『ワールドトリガー 25』に登場する水上敏志が、水上の行動に対して格言を持ち出して物言いをつけてきた照屋文香に対して放ったこのセリフをぶつけてやりたい。

俺…自分の主張通すために都合のいい格言持ち出す人も苦手やねん

このやり取りに至るまでの水上の言動自体は物議をかもし、その後水上は今結花から叱られることになるが、言いたいことは分かる。

中学生の頃に格言やことわざを持ち出して偉そうに話をしてきた同級生のことも思い出した。
しかも意味が微妙に間違っているなど、賢いとは感じられない人の言でもあったので、こんな言動をしたらどのように受け取られるのか?という反面教師になった記憶がある。

名言にかこつけて自身の主張をあれこれ語りたいという私欲を抑えられていないような印象を受け、何とも言えない気持ちになった。




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