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『10大民族で読み解く 世界史の興亡: 歴史の主役に躍り出た民族の素顔とは』:雨読夜話

ここでは、「『10大民族で読み解く 世界史の興亡: 歴史の主役に躍り出た民族の素顔とは』」 に関する記事を紹介しています。

宮崎 正勝 (著)
河出書房新社 (2021/2/19)


世界史に大きな影響を与えた民族を10選び、どのような活動をしてきたかを解説している作品。

10大民族には、イラン人(ペルシア人)、ラテン人、アラブ人、インド人、漢人(中国人)、モンゴル人、トルコ人、満洲人、ゲルマン人、ユダヤ人を選んでいる。
この中のインド人と漢人は言語がバラバラなのでヨーロッパ的な価値観では単一の民族ではないが、「複合的民族」として話をまとめるために選ばれていて、ゲルマン人にはアングロ・サクソンやノルマン人の流れをくむ北欧の諸族も含んでいる。

農業民が住む狭いエリアに遊牧民が攻め込んでくるというのが古代から中世にかけての1つのパターンとなっているが、インドはカイバル峠くらいしか大規模な侵攻ルートがないこと、中国は広くて農業民が多いことから遊牧民が同化されることで、他の地域と少し様相が異なっている。

気候や地勢、宗教、交易などの観点も踏まえた形で多くのトピックが扱われており、興味深く読むことができた。




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