fc2ブログ

『きまぐれロボット』:雨読夜話

ここでは、「『きまぐれロボット』」 に関する記事を紹介しています。

星 新一 (著)
角川書店 (2006/1/25)


星新一のショートショート集で、その中でも短めのものが多く収録されている作品集。
「ユリコちゃんのしかえし」や「あーん。あーん」、「花とひみつ」のように、子供向けと思われる作品の割合も多い。

保養地で世話をしてくれるロボットが謎の行動をとるようになった表題作や、博士が連れ歩いているロボットの話である「なぞのロボット」、遊園地にあるロボットが遭遇した「夜の事件」などのロボットものや、開発された薬や装置の話など、短いだけにアイデア勝負でスッと終わってしまう作品が印象に残る。

「ネコ」はフレドリック・ブラウンの作品(タイトルを忘れた)に、「ふしぎな放送」は横田順彌の作品(タイトルは忘れたが『さらば地球よ!―宇宙船「スロッピイ号」の冒険』収録だと思う)にそれぞれシチュエーションが少し似ていて、似たところと違ったところを楽しむこともできた。

子供が最初に読む星作品として、適したものの1つかと思う。
角川文庫のフェアで、しばしばこの作品集が扱われているのも分かる。





にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト




関連タグ : 星新一,

この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
星新一 『きまぐれロボット』(角川文庫)、再読。 久々にショートショートを読みたくなって、父の本棚から。 本作には、小学校の教科書に載っていた「おみやげ」が収録されていました。 この作品を学校で学んでから、 父の本棚の星新一を少しずつ読んでいきました。 子供にも読めるシンプルなお話ばかりですが、 大人になってから読むと、そのシニカルな調子がより深く理解でき、 一段と面白く読めました。 ...
2022/06/13(月) | 観・読・聴・験 備忘録