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『歴史をなぜ学ぶのか』:雨読夜話

ここでは、「『歴史をなぜ学ぶのか』」 に関する記事を紹介しています。

本郷和人 (著)
SBクリエイティブ (2022/1/6)


歴史が暗記科目となっている状況を問題視し、流れの中で日本史を捉える手法として著者の考えを語っている作品。

日本の歴史は外圧がないと本格的な変化をしない「ぬるい」歴史と規定し、以下の6つのターニングポイントで歴史の流れを語っている。
  1. 壬申の乱
  2. 平将門の乱
  3. 鎌倉幕府の成立
  4. 応仁の乱
  5. 関ケ原の戦い
  6. 明治維新
ここから、日本の範囲の変遷、西高東低の傾向、権門体制論と東国国家論、皇国史観と唯物史観、時代の画期に諸説あること、歴史学界でも権威主義による弊害があることなど、多くの説や歴史学上の課題を語っている。

著者の他の作品でも書かれてきた問題が多く書かれていて、個別の事象というよりも歴史学全体の話としてかなり力を入れて書かれていることが伝わってくる。
既に他の著作で読んでいる話も多いものの、興味深さはきちんとあった。




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