fc2ブログ

『自然のしくみがわかる地理学入門』:雨読夜話

ここでは、「『自然のしくみがわかる地理学入門』」 に関する記事を紹介しています。

水野 一晴 (著)
KADOKAWA (2021/6/15)


自然地理学について、地形や気候、植生など、日本や世界のさまざまな地域における話を解説している作品。

東京で海抜が高めの新宿や池袋に高層ビルが多く、低めの渋谷や品川に高層ビルがあまりない理由や、新潟や伊吹山系、鈴鹿などで積雪量が多い理由、シーボルトが日本に来た理由の1つにヨーロッパに生えていないイチョウが日本で自生していることだったなど、興味深い話が多い。

著者が研究のためにアフリカやヨーロッパで調査をしていた頃のエピソードや、趣味の登山をしていた時に発生した話なども随所で交えているのも、話に入り込みやすい。

アフリカのナミビアのように海に近いのに砂漠が広がっているところが多いのは、寒流が流れていて海水の温度が低く、その結果水分が蒸発して雲になることが少ないから、という解説がなされているところなどに、なるほどと思った。
(多分、私の理科系の知識不足だが…)

人文地理学を扱っていると思われる、著者の『人間の営みがわかる地理学入門』も読んでみようと思う。




にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト




この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック