真船 きょうこ (著)
KADOKAWA (2016/8/24)
明治時代、日本に博覧会の取材に訪れた英国人の女性記者に対し、日本の書生が日本美術史を解説するという設定で描かれたコミックエッセイ。
古代から明治時代にかけて、縄文の火焔式土器、阿修羅像、源氏物語絵巻、龍安寺石庭、唐獅子図屏風、北斎の神奈川沖浪裏、高村光雲の老猿などが扱われ、その時代のエピソードが語られている。
絵のタッチはあまり好みではないが、龍安寺が応仁の乱で焼失していていつ石庭が造られたのか今もよく分からないなど、日本美術であまり知らなかった部分などを知ることができたのは良かった。

スポンサーサイト
- 本を購入する
- Amazon.co.jp
- 楽天ブックスTOP : 全品送料無料に
- 本のことならHonya Club.comにおまかせ!
: 書店受け取りで送料無料