多田 多恵子 (著)
誠文堂新光社 (2017/8/1)
さまざまな植物の実と種をキャラクター化し、それぞれどのように増えるための戦略を持っているのかを紹介している作品。
先日『雑草キャラクター図鑑: 物言わぬ植物たちの意外な知恵と生態が1コママンガでよくわかる』を読んで面白かったので、テーマが近い本書を読んだ。
風で種を飛ばすもの、実が破裂して種を飛ばすもの、鳥や虫、菌類を利用するものなどと多様なタイプがあり、見た目も堅い殻のものや軟らかい果肉を持つもの、毒や臭いで周囲の生物を選別しているものなどが解説されている。
これも先日読んだ本で『土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎』の中で土偶にはクルミやトチノミを模したものがあるとの説があったが、このあたりの解説を読むとよりイメージがしやすくなったのも良かった。

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