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『ワークマン式「しない経営」 4000億円の空白市場を切り拓いた秘密』:雨読夜話

ここでは、「『ワークマン式「しない経営」 4000億円の空白市場を切り拓いた秘密』」 に関する記事を紹介しています。

土屋 哲雄(著)
ダイヤモンド社
2020年10月22日


三井物産で要職を歴任し、創業者の甥ということもあってワークマンで専務となって改革に成功した人物による、自身が実施した手法とワークマンの社風などについて語っている作品。

ワークマンでは「社員が負担になることはしない」という思想があるようで、残業や社内行事のように「皆がいいとは思っていないが必要と考えられてやっているもの」をやらないことが多いことが印象に残る。

ただ、それがいきすぎてデータの活用がされていないこと、ワークマンが強みを持つ市場が限界を迎えつつあることも著者は認識し、多くの手を打っている。

それが店内は一般の人向けのレイアウトだが扱っている商品は同じという「ワークマンプラス」の店舗、キャンプやバイクのようにワークマンが意図していなかった自社製品の活用法をインフルエンサーに教えてもらって製品開発への活用、そしてデータをExcelファイルに出力する文化を築くことで効率的な仕入れや販売につなげた「エクセル経営」など、そういう方法があるのか!と思わされる話が続く。

当然、社内からの抵抗も強かったようで、これを粘り強くやり抜くことができるか?というのが多くの企業の課題なのではないかと感じた。

さて、それらを勤め先で実現するにはどうしたらいいのか?を考えると厳しそうだなとも感じていて、成功しやすい手法は会社によって異なるのだろう。



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