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『「日経平均10万円」時代が来る!』:雨読夜話

ここでは、「『「日経平均10万円」時代が来る!』」 に関する記事を紹介しています。

藤野英人(著)
日経BP
2024年01月10日


「ひふみ投信」のトップによる、世界がインフレ・株高の傾向に向かっていることや日本企業の経営者のマインドや世代が変わってきたことで、日経平均が10万円になることも十分考えられることを語っている作品。

日本経済が「失われた・・年」と呼ばれてバブル期以降は全然ダメのように見られることは多いが、著者はこの一因として90年代までの企業価値に関する評価方法が日米で異なっていて、それ以前を修正した株価のグラフを見ると、バブル期が異常に高く評価され過ぎていただけで、全体としては徐々に日本の株価も上がって言っているという話がまず印象に残る。

また、著者が運営する「ひふみ投信」がこれまで中小企業の株式を多く扱っていた理由として、大企業のトップたちの資質に疑問を持っていたためということがあったようだが、著者が面会した住友商事や味の素のような大企業のトップで魅力的な人々が増えてきたことを挙げているのも興味深い。

そして、日経平均が10万円に行ったとして、それが必ずしも皆が幸せになるとは限らないと釘を刺しているのも目を引く。
簡単に言えば、投資して株価上昇の恩恵を受けられる人とそうでない人の格差が拡大していくことを挙げていて、テレビのニュース番組で恣意的なインタビューということがバレている街の声として「株価が上がっても生活が・・・」と言っている人のことがそれに当たるのかもしれない。

他の著作でも見られる将来への希望が感じられるところに好感が持てる。
新NISAのつみたて枠でも「ひふみ投信」を少し積み立てているので、ぜひ高いパフォーマンスをあげていただきたい。





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