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『ターミナル・エクスペリメント』:雨読夜話

ここでは、「『ターミナル・エクスペリメント』」 に関する記事を紹介しています。
ターミナル・エクスペリメント (ハヤカワSF)
ターミナル・エクスペリメント (ハヤカワSF)
ロバート・J. ソウヤー (著), 内田 昌之 (翻訳)
早川書房 1997-05

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『さよならダイノサウルス』 『スタープレックス』 の著者によるネビュラ賞受賞作のSF小説。

医学博士のホブソンは死につつある人間から電磁波のようなものが抜け出ていることを発見して魂波と名づけるとともに、友人のサカールの協力を得て自分の脳波をスキャンし、コンピュータ上に自己の複製を3種類作成して研究を進めることにした。

ところが殺人事件が立て続けに発生し、どうやら3つの人格のどれかの仕業としか思えないことが判明、刑事のサンドラがホブソンに疑いをかけて調査を始め・・・というストーリーで、生と死や人工知能といったところを題材としたサスペンスやミステリーのような作品になっている。

前に読んだ2冊に比べると出だしの設定はやや地味で展開もスローだが、設定の活かし方や登場人物たちの描き方の妙、サービス精神などは変わらず読み応えがあった。

特に、ホブソンが魂波の発表後に新聞記事として医学関係者や宗教関係者の発言や魂波がらみの事件が随所に登場しているのがいい味を出していた。



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