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『「本能寺」の真相』:雨読夜話

ここでは、「『「本能寺」の真相』」 に関する記事を紹介しています。
「本能寺」の真相 (講談社ノベルス)「本能寺」の真相 (講談社ノベルス)

姉小路 祐 (著)
講談社 2005-04-06

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本能寺の変の際なぜ信長は少人数でいたのか、秀吉が腐っていたと思われる首を簡単に見ただけで”光秀だ”と断定したのかなど、タイトルの通り本能寺の変の新解釈に挑んだ歴史ミステリー。

光秀は小来栖の竹やぶで農民の竹槍に突かれて死んだことになっているが、メディアが未発達だった当時では落ち武者が光秀かどうか判断することは難しく、実際は光秀はその後も生きていたのではないかとしている。

そこで出てくるのが光秀イコール天海僧正(家康の参謀となった僧侶)説だが、筆跡の違いや百歳を超える長寿という点に疑問を呈して、独自の解釈を行っている。
光秀ゆかりの建物と家康ゆかりの建物の地理的な関連性などあっと思うような点が出てくるが、これ以上書いてネタばらしをするのはやめておく。

主人公の父子(父が歴史を専攻する大学院生で息子が新聞記者)は光秀の謎と現代で起こった殺人事件の両方を調べるのだが、殺人事件の方はストーリーがいまいちで、付け足しという感じを受けた。
光秀の謎が面白いので、それだけで書いた方がもっと面白かったかもしれない。



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