『新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO) 』:雨読夜話

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新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO)
新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO)
ニッコロ マキアヴェリ (著), 池田 廉 (翻訳)
中央公論新社 2002-04

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君主論は以前岩波文庫版を読んでいたが、翻訳に正確を期そうとし過ぎているためか文章が少し読みにくかったため、中公文庫BIBLIO版の本書を購入し読んでみた。

元が同じなので当然内容も同じであり、既に内容を知っているということを割り引いてもこちらの方が明らかに読みやすい。この文章であれば読み返す気になることも多くなると思う。

大まかな感想としては以前とさほど変わるものではないが、いかにマキャベリズムという言葉が権力のために手段を選ばないというイメージで一人歩きしてしまっているかが改めて感じられる。
権謀術数云々ということで言えば、中国の韓非子や孫子その他の兵書あたりのほうがマキャベリズムという言葉のイメージにしっくり来る。

マキアヴェリの生涯や当時の政治情勢なども解説でまとめられており、例として挙げられている分裂状態にあった中世イタリアのことを理解する助けになるのも良かった。

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