『戦国策(徳間文庫)』:雨読夜話

ここでは、「『戦国策(徳間文庫)』」 に関する記事を紹介しています。
戦国策 (徳間文庫―中国の思想 (ち7-11))
戦国策 (徳間文庫―中国の思想 (ち7-11))
守屋 洋 (翻訳), 松枝 茂夫, 竹内 好
徳間書店 2008-10-03

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
中国の思想 孫子・呉子 (徳間文庫 ち 7-7 中国の思想)
韓非子 (徳間文庫 ち 7-9 中国の思想)
論語 (徳間文庫 ち 7-6 中国の思想)
老子・列子 (徳間文庫 ち 7-8 中国の思想)
荘子 (徳間文庫 ち 7-10 中国の思想)

戦国策は講談社学術文庫版を読んでいたが、面白いのでこのところ毎月刊行されている徳間文庫版の本書も購入して読んだ。

講談社版では比較的ランダムに説話が並べられていたのに対して、本書では戦国七雄(とその他弱小国)の国別に抜き出されており、取り上げられている話も異なっているので改めて楽しむことができる。

このシリーズにおける現代語訳の読みやすさも相変わらずで、世間知らずの国王と弁舌を用いて言いくるめる論客の対話シーンが印象に強く残る。楚の懐王のようにおべっか使いの家臣に操られてしまう暗君が何人も登場するが、だまされるパターンは古今東西似たようなものであると思われるので気をつけようという気に少しなる。

そしてだます方として登場するのが秦で活躍した張儀で、秦国のために働いた結果であり政治はきれい事だけでは済まないとはいえ、あくどい謀略を仕掛けるシーンが多く登場して国際謀略小説の悪役らしい。

中国の兵書や思想書がこのところ面白くて何冊も読んでいるが、まだしばらく続きそうである。

[戦国策を扱った作品]
決して逃げなかった男たちの教え 戦国策伝
「決して逃げなかった男たちの教え 戦国策伝」
 著者:山口謠司(やまぐち・ようじ)
 出版:ラピュータ
 発売日:2010-11-25
 価格:¥ 1,680
 by ええもん屋.com

にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト

関連タグ : 守屋洋,

この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック