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『主を七人替え候―藤堂高虎の復権』:雨読夜話

ここでは、「『主を七人替え候―藤堂高虎の復権』」 に関する記事を紹介しています。
主を七人替え候―藤堂高虎の復権
主を七人替え候―藤堂高虎の復権
小松 哲史
幻冬舎 2007-08

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著者が歴史作家ではなくビジネス書の著作の多いライターで、従来と少し違った視点から藤堂高虎の活躍を描いた歴史小説。

最近は何冊か高虎の悪評に反論をしている内容の本が出ているのでそのあたりは斬新というわけでもないが、地方分権というキーワードで高虎の志向を描いているのが特徴である。

また、秀吉の軍師として活躍した黒田如水もまた郷土に対する思いが強く中央権力への反抗をたくらむ人物として描かれていたり、これまで暗君とされてきた浅井長政の父の久政が実は有能な策士であって単に対戦相手(信長)が悪かったとしていたりして、新鮮な感じを与えている。

人名にしばしば誤りがあるのが気になるところで、著者にとっては初の歴史小説らしいので次作以降では正確性を期してほしいところである。




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