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『二度のお別れ』:雨読夜話

ここでは、「『二度のお別れ』」 に関する記事を紹介しています。
二度のお別れ (創元推理文庫)
二度のお別れ (創元推理文庫)
黒川 博行
東京創元社 2003-09

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大阪府警捜査一課の黒木・亀田両刑事のの黒マメコンビが活躍するミステリーの第1作。

以前読んだ『八号古墳に消えて』が面白かったので続けて買ったのだが、途中まで読んでしばらく休み、3ヶ月くらいしてから再び読み出して面白くなってきてそこから一気に読み終えた。

大阪の銀行に強盗が入り、現金を奪った上で顧客である町工場のおやじさんを人質にとって身代金を要求する。
そこから大阪府警と犯人の虚々実々の戦いが行われるという話である。

黒さんとマメちゃんの軽妙な会話と、身代金を渡す過程での犯人との息詰まるやりとりが魅力で、最後の20ページほどで意外性に驚かされた。
ただ、舞台が比較的ありきたりな感じは否めず、個人的には『八号古墳に消えて』の方が好きではあるが。

著者はあとがきでこの作品が処女作であり、ミステリーの文学賞で佳作となったと書いている。ここで下されたコメントとして”刑事コンビに華がない”ということで、ちょっと笑った。

次の文学賞でも黒マメコンビの登場するミステリーが候補として挙がったが、またも佳作。しかもコメントがまた”華がない”ということで、かなり笑った。

確かに地味ではあるが、大阪のその辺にいるおっちゃんという感じは出ていると思う。




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